【失敗から学んだ成功のコツ】無理のないネントレのやり方をご紹介

失敗から学んだ成功のコツ!無理のないネントレのやり方育児お役立ち情報

こんにちは、2歳差兄妹を育てるコル丘です。

みなさま、お子さんの寝かしつけ苦労してませんか?

うちも1人目がうまれてから日々寝かしつけに苦戦をしていたのですが、

そこで行きついたのがネンネトレーニング(通称:ネントレ)でした。

ネントレをネットで調べてみると、

正直賛否両論な情報がたくさん出てきます。

ただ、うちは実際にチャレンジしてみてとてもネントレに助けられました。

今回は私の経験も踏まえ、以下について綴っていきたいと思います。

✔この記事の内容

  • うちがネントレをしようと思ったきっかけ
  • ネントレをするにあたっての準備
  • ネントレで苦労した点
  • ネントレを乗り切るコツ
  • ネントレを実際にやってみて感じた良かった点・反省点
コル丘
コル丘

お子さんの寝かしつけに悩んでいる方の参考になれば幸いです!

ネントレをしようと思ったきっかけ

笑顔の娘

ネントレ前は、抱っこ紐に入れて私が寝るまでスクワットを続け、

抱っこ紐の中で寝たら、そっと布団に下ろして寝かせるというスタイル。

コル丘
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生後4か月の時にふと、
このスタイルいつまで続けるんだろう?
と思ったのがきっかけでした。

抱っこが重い、腰が痛い。おまけに布団に寝かせても、すぐ起きる。

なんなら着地をミスってやり直しも多々。それも、就寝時間は22時とかでした。


夜中に起きたら、その度に授乳して寝落ちさせ、母子ともに2〜3時間おきに起きる細切れ睡眠。

寝た気がせず、日中子どもは不機嫌、母もイライラ。


そんな時、自分の子より7ヶ月月齢が上の子を育てる友人が、

ネントレを勧めてきたのがきっかけでした。

「ネントレ」ってなに?と完全無知の状態から、

ネットで調べまくりネントレ本を買い、下調べを始め、

夫に共有してからネントレを実践しました。

ちなみに、ネントレは生後4ヶ月で始めて一度失敗してます。笑

3週間あけて生後5ヶ月の時に再チャレンジして軌道に乗りました!

ネントレ前の準備

お気に入りのブランケットと寝ている息子

ネントレを始める前に我が家で取り組んだことをまとめてみました。

ネントレ本や体験談をよく読む

ネントレには色々なやり方があります。

できる限り多くのネントレ本や体験談に目を通して、

どんなやり方なら実践できそうかをイメージしてみてください。


SNSなどで体験談を読むと、誰でもうまくいくものではなく、

“赤ちゃんの個性ありきなんだ“と分かります。

コル丘
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あくまでも“軌道に乗るかどうかは人それぞれ“という前提を心に留めておきましょう。

ネントレについて夫婦で話し合う

ネントレのメリット、デメリットについて理解したうえで、

夫婦、家族で方針を決めるのが良いと思います。

例えば、ママひとりでネントレについて調べて、

実践してみても、その目的や趣旨をパパが完全に理解していなければ、

「なんでそんなことするの?」「かわいそうだからやめたら?」

などと、言われてしまうかも知れません。



“赤ちゃんは自力で寝れず、夜泣きもある。

ママは常に睡眠不足で精神的にも身体的にもキツイ。“ まずそんな状況があること。

そして、“その状態から脱して、親子ともにぐっすり寝て元気に過ごせるようになりたい。“

だからネントレが必要なんだということを、夫婦で共有することが肝心だと思います。


もちろん、ネントレはかわいそうだという意見もあると思います。

これまでと寝かしつけ方を変えるのですから、

当然、赤ちゃんは戸惑います。慣れるまでに時間がかかります。

何を見据えてネントレをしたいのか、ネントレが本当に必要なのか。

正解はなく、それぞれの価値観の問題です。

よく話し合って取り組むことが大事だと思います。

ネントレ方法を定める

ネントレに取り組むと決めたら、本や体験談を参考にしながら、

内容を夫婦でも共有しつつ、我が子に合いそうなネントレ方法(やり方)を決めてください!

コツとしては、

自己流のアレンジを加えないこと

です。

ありがちなミスとして、自己流の解釈でネントレをやってしまい、
結局子供が寝ないで家族も疲弊してしまい、
ネントレが悪かった!というイメージだけが残ることです。

コル丘
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まずはよりどころとなる書籍などに従って、

型にはめて実施するのが良いと思います!

我が家が参考にした文献と参考にした具体的な方法は以下です。

✔参考にした文献

『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 清水 悦子  (著), 神山 潤  (監修)

生後6ヶ月から半年、夜泣きが1時間ごとに続いた筆者の経験をもとに、

医学論文から日本人の生活スタイルに合わせた夜泣き改善方法を綴っている本。

実体験に基づいているので共感が多く、とても参考になりました。

具体的に参考にした手法は
日本人初の乳幼児睡眠コンサルタント 愛波あやさんが紹介している以下のネントレ方法です。

✔タイムメソッド

赤ちゃんが寝るまでを部屋の外で見守り、

泣き止まない場合のみ決められた時間の間隔で部屋に入って、

決められた時間だけあやす方法。

✔フェイドアウトメソッド

約2週間かけてママやパパが赤ちゃんを見守る距離を少しずつ離していく方法。

詳しくは、こちらで書かれていますのでご参考にどうぞ。

赤ちゃんの寝かしつけのプロ・愛波あやオフィシャルサイト
https://aya-aiba.com


我が家のネントレは、タイムメソッドで実践しました。

理由は、子どもがネントレに慣れるまでの時間が短くて済むと考えたからです。

結果的には、泣かせるネントレとなりましたが、約一週間で寝かしつけ不要のスタイルが完成しました。

ネントレに必要なグッズを用意する

安全な部屋

赤ちゃんが動いても物にぶつかったりせず、寝具で窒息する危険などのない快適な室温の部屋です。

我が家は生後4か月の時に、布団を川の字状態にしてネントレしました。

ちょうど当時は長男は寝返りをするのみで、

ズリバイはできなかったので安全対策しやすい時期でした。

そのような面では、ネントレにトライする月齢も考慮したほうが良いかと思います。

また、カーテンは遮光カーテンに変えて寝室の暗さにこだわっていました。

ベビーモニター

ネントレ時にベビーモニターは必須アイテムだと思います。

タイムメソッドでは、子どもを寝室に残して別室で待機するので

ベビーモニターを通じて様子を見守っていました。

暗い部屋の中でも、赤ちゃんの動きや室温を検知するので、

環境が悪いとアラームが鳴るので別室でも必要なケアに気付くことができます。

ちなみにうちはパナソニックの「ベビーモニター KX-HC705」を使ってました。

ベビーモニター KX-HC705 | 商品一覧 | ホームネットワーク(ペットカメラ・ベビーモニターなど) | Panasonic
パナソニックの「ベビーモニター(KX-HC705)」の商品サイトです。赤ちゃんの様子をモニター機でみまもり。赤ちゃんが泣いたら自動でお休み音を再生したり、3つのセンサーで赤ちゃんの様子や室温の変化をお知らせします。
コル丘
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直感的に利用でき、画質もよかったのでとても重宝しました!

ねんねのおとも

“ねんねのおとも“ とは、ぬいぐるみや毛布など赤ちゃんと一緒に寝てもらう入眠アイテムです。

“寝る時は必ずコレがおとも“ というように1アイテムのみに固定して、

相棒的存在を用意してあげるのがベストです。

実際、フランスでは “DouDou「ドゥードゥー」“ という赤ちゃんやちびっこが

肌身はなさず持ち歩いている、愛着のある布やぬいぐるみがあります。


慣れ親しんだ匂いや肌触りのものが近くにあることで、赤ちゃんが安心できるという考えから、

フランスではほとんどの子どもがドゥードゥーを持っているそうです。

親がそばにいなくても、“ねんねのおとも“ フランスでいう“DouDou「ドゥードゥー」“が

子どもの心強い存在となってくれるのです。 

赤ちゃんの睡眠リズムを整えておく

実はこれが一番重要です。

どんなネントレ本でも、だいたい朝7時までに起床。

カーテンを開けて朝一番の陽の光を感じさせ、日中はたくさん身体を動かせます。

適切な時間に昼寝をさせ、夕方から就寝までのお風呂ごはん寝かしつけの流れは、

順序も時間も固定化。一日の流れをルーティン化することで、体内時計が整います。

子どもの方も、ルーティンが進むにつれて、自然と「もうすぐねんねの時間だな」

と認識することができます。

就寝時間の目安は月齢にもよりますが、文献やネットでは

0歳代は18時〜19時台がベストと書かれているのが多かったです。

コル丘
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まだネントレ前だという方でも、起床時間と就寝時間を意識し、

寝るまでの流れのルーティン化から整えてみてください。

きっとネントレ成功のカギになることと思います。

ネントレで苦労したことと乗り切るコツ

焦る自分
コル丘
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実際に初めてネントレをしてみて、辛かったこと苦労したことを振り返ってみました。

実際に辛かったと強く記憶に残っているのは以下の3点でした。

✔ネントレで辛かったこと

  • 泣き声を聞き続けること
  • 何日でセルフねんねが定着するか見通しが立たないこと
  • やり方があっているのか不安になること

これらの辛かったことに対してどう乗り越えたかのコツをご紹介します。

「泣き声を聞き続けること」を乗り切るコツ

ただ泣かせているのではなく、“新しい寝かしつけ方法を覚えてもらうためのステップ“を

子どもと一緒に経験している
と思うようにしていました。

入眠アイテムがおっぱいや抱っことなってしまっている子どもに、

それがなくとも、自力で安心して入眠できるようになってもらうこと。

泣き声を聞いて辛い時でも、ネントレを始めようと思った当初の目的を思い出して、

夫婦でベビーモニターにかじりつきながら、扉越しに我が子を応援していました。

“子どもの泣き声を聞いて平然としてられる親などいない“ ので、

そわそわしてしまったり、心が痛くなるのは当たり前の反応だと思います。


泣きが続いている時間は夫婦で励まし合ったり、ネントレ本や体験談を読み直して

少しでも俯瞰的に過ごせるようにしていました。

そして、頑張っている分、日中には思い切りスキンシップをして

心からの愛情を伝えることを全力で心がけていました。

「何日でセルフねんねが定着するか見通しが立たない」を乗り切るコツ

“一週間やってみて定着しなかったら切り上げよう“と期限を決めておくことが重要です

一週間というのは、参考にしたネントレ本や体験談のなかに目安として書かれていた日数です。

どんなに適応が早い赤ちゃんでも、ネントレをして二、三日でスッと静かに入眠するということは

ないかと思いますので、一週間前後を目安に、様子を見つつ計画してみるのはいかがでしょうか。

「やり方が合っているのか不安になる」を乗り切るコツ

ネントレ本やネントレ研究家のメソッドで、“これを参考にしよう“というやり方、

ひとつ軸になる指標を定めておくのが良いかと思います。

実際、ネントレは色々な方法がありますし、どんな方法がその子に合っているかは

分かりません。だからこそ“一概にこれをすれば間違いない“ということではなく、

一度スタートしたら、その軸がブレることのないよう一貫した方法でやり通してください。

ネントレでの反省点

悩む私

続いてネントレにおける我が家の反省点を振り返りました。

ネントレ開始時に生活リズムが整っていなかったこと

こちらについては大いに反省があります。

ネントレが上手く軌道に乗る前提として、1日のタイムスケジュールが安定していることが

重要なのですが、ネントレ前の我が家は、日によって起床時間や昼寝の時間がバラバラで

就寝時間も夜遅く22時頃でした。しかしながら一刻も早くネントレを試したいがゆえに、

タイムスケジュールを意識したのはネントレ開始の3日前くらいからで、

結果、ネントレ中も起床時間がまばらでお昼寝の寝つきが悪い日があったりしました。

毎日必ずきっちり同じ時間に行動しなくとも、一日の流れを固定化しておくことで、

ネントレがスムーズに定着する確率が高まるかと思います。

そういう面から低月齢からタイムスケジュールを意識して過ごすことをオススメします。

ネントレを年末年始直前にスタートしたこと

これは過去の自分を本当に叱ってやりたいです苦笑

帰省があることが分かりきっていたので、当然避けるべき時期でした。

ただでさえ環境の変化で上手く寝付けないことが予想されるのに、

ほぼ初めての場所でネントレができるわけがなく、

結果、ネントレ4日目にして中断することになりました。

親子ともにネントレに慣れ、軌道に乗りそうな気配もしていただけに

流れを断ち切ってしまい、頑張ってくれた子どもにも申し訳なく反省しました。

ネントレして良かったこと

笑顔の息子

ネントレして大変だったことは色々ありましたが、

やはりそれ以上に良かったことが多いです。

日々の過ごし方の質やメンタルも向上するので、

個人的には“ネントレは価値に見合ったものだ“と思いました!



ネントレして良かったことは大きく下記の6点です。

✔ネントレしてよかったこと

  1. 親子ともに規則正しい生活リズムになった
  2. 親子ともに睡眠時間が伸びた
  3. 親子ともに熟睡できた
  4. 親子ともに一日元気に機嫌良く過ごせるようになった
  5. 母のフリータイムが増えた
  6. 卒乳がスムーズだった

1~4についてはネントレ開始時の目標であり、

それを得たかったというのがネントレをした理由です。

5,6は思わぬありがたい副産物でした。


泣き声を聞いている時間は本当に辛かったですが、

ネントレ後は親子ともに心身健康になり日々笑顔で過ごせるようになり、劇的に生活が変わりました!

一週間〜10日間頑張れば、その後はグッと楽になります。

毎日睡眠不足で疲れているママさん、一度お試しの価値ありです。

まとめ

コル丘
コル丘

色々ありましたが、結論、ネントレをしてよかったと思っています!

ネントレが定着してからは、親子ともに良質な睡眠をしっかりとることができ、

日中はお互い元気に機嫌よく過ごす毎日となりました。

よく心配される“ネントレをすると子どもが笑わなくなる“ といったことも全くありませんでした。

ネントレは笑わなくなるのか?後悔するのか?については以下でまとめておりますので、
是非ご覧ください。

さて、まとめです。

ここまでお読みくださった皆様に、あらためてこの記事でお伝えしたいことは、

以下の4つです!

  • ネントレの事前準備は念入りに。
  • 苦労や反省がありつつもトライ&エラーの精神で。
  • 当初の目的を忘れずに。
  • ネントレ後は劇的にQOL向上します。

ネントレをしようか、しまいか迷われている皆様の一助になれば幸いです。

長々と最後までお読みくださりありがとうございました!

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このブログでは2歳差兄妹を育てる私が育児で得たちょっとしたおすすめ情報を発信しております!

うちは上の子と下の子にそれぞれネントレをしたのですが、

下の子のネントレは少し違った工夫が必要でした。

以下の記事でご紹介してるのでぜひご覧ください。

2歳差育児の実体験に基づいた2歳差育児のメリットについてまとめております。

2歳差ワンオペでのおでかけって大変ですよね。。。。
おでかけをグッと楽にするコツについてもまとめてみたのでぜひご覧ください。

\シュボマユブログ編集長/
私が書いてます!
コル丘

4歳HSCの息子シュボと2歳イヤイヤ期の娘マユを育てるワーママ33歳。
シュボが1歳過ぎの頃はHSCという単語すら知らず、成長が心配すぎてハゲ散らかしてました。
悩みまくったあの時期、検索魔だった私が欲しかった情報をブログにという形で残したいと思い立ち、執筆を始めました!
HSCや言葉の発達、1歳10ヶ月差兄妹育児について情報発信していきます!

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