どうも、4歳2歳の兄妹を育てる時短ワーママのコル丘です。
私は実はHSP(ひといちばい敏感な人)なのですが、
最近の家族との休日の過ごし方に悩んでおります。
毎週末は家族全員でお出かけ!外食!買い物!
これが楽しいけど マジで疲れる ということに。


「休みの日くらいノープランでぼんやりさせてよ…」
と思ってしまいます。
子どもといると静かにぼんやり過ごすのは無理承知。
でも、適当に過ごす日曜日があってもよくないですか。
予定を立てる段階は楽しいんですが、日曜日の夕方の疲労度が半端なく、
月曜日から週5で保育園頑張らなきゃいけない子どもたちも同様で、
身体、メンタル的にも、コンディションを整えないと…と思うのです。
そんなHSPである私の視点で今回は以下についてご紹介したいと思います。
✓この記事の内容
- HSPの理想の休日の過ごし方
- HSPが休日疲弊する理由
- なぜ理想と現実でGAPが生じるのか
- HSPが休日疲弊しないための対策

ご自身がHSPの方で、休日疲弊しがちだなと思っている方の
参考になれば幸いです♪
そもそもHSPとは?
みなさんHSPという言葉は聞いたことあるでしょうか?
HSPとは「ひといちばい感受性が強く、敏感な気質を持った人」のことを指します。
「Highly Sensitive Person」の頭文字をとってHSPと呼ばれております。
HSPは環境によってなるものではなく、生まれ持った性質、才能(先天的なもの)です。
そのためHSPをメンタル的な病気と誤解している方もいますが、あくまで性質なのでHSPだからと言って気に病む必要はありません。
実際5人に1人はHSPであるといった統計データもございます。
HSPの特性上、そうでない人から共感を得ることが難しく、生きづらく感じている方も多いのではないでしょうか。

ただ、先ほども述べた通り病気ではなくあくまで生まれ持った気質ですので、
自分の気質を理解しながら生活をすることが大事だと思います!
なお、うちの息子は私の気質が遺伝したのか、HSC(ひといちばい敏感な子)です。
HSCの特徴やチェックシートをまとめた記事もございますので、興味ある方は是非ご覧ください!
HSPな私の理想の過ごし方

私は、一日家族で出かけたり、実家で遊んだりすることは、
今しか成し得ないかけがえのない時間だし、むしろ癒しの過ごし方であり、
一日遊びまくっても身体的な疲れだけで、ノーストレスです。
なので、頻度は調整するようになったものの、基本よろこんでお出かけしています。
しかしやはり、子どもたちが楽しんでくれることと、
母である自分自身が無理せず、心と身体に負荷がかかりすぎないことのバランスを維持することが大事です。
HSPはひといちばい敏感ということもあり、特に心に負荷がかかりすぎないということが重要となります。
そのため、HSPの理想の休日としてはひとり時間を確保することが超重要です。
平日は育児×仕事×家事でほぼ一人になる時間が皆無なので、
休みの日、1、2時間でもパパに子どもたちを任せて、ホッと一息つく時間が大事だと思っています。

ひとり時間の有無で身体的にもメンタル的にもだいぶ差が出てくると思ってます
なぜHSPの私は理想の休日を過ごせていないのか

原因
結論から申し上げますと、
ズバリ、夫婦で理想の休日の過ごし方が違うからです。
最近になって、ふと考えてみたのですが、
これまで「今日は何する~?」「次の日曜日はどこ行く~?」と
友達家族と会う予定などスケジュールをバンバン入れていく夫に対して、
自分も同調しており、合わせすぎて疲れているという自覚がありませんでした。
元来、HSPでもある私は、予定をパツパツに詰めるよりも、ゆとりを持ちたいタイプ。
日曜日であれば早く切り上げて15時くらいには家に着いてマッタリしたいし、
一週間の疲れが溜まっていたり、土曜日にパワフルに遊んだりしたのなら、
次の日は予定を立てずだらだら過ごすのも、アリだなと思っている派です。
つまり、『予定を詰めまくり、友達とも家族ともワイワイ楽しみたい夫(後述)』と、
『まったりと家族だけで過ごしたい、欲を言えばひとり時間も欲しい私』とで、
休日の理想の過ごし方にギャップが生まれていたのです。
そのギャップにモヤモヤしながらも次々予定を入れ込む夫に対して、
予定のないこちらはどんどん攻め込まれ(←言い方)、
疲労感、違和感に気づかないフリをし、気持ちにフタをしていました。

それが、ある日大爆発しました。(大喧嘩勃発)
ギャップ:うちの夫の理想の過ごし方
夫に合わせすぎて疲れるというのは、具体的にどういった過ごし方の日か。
それは、交友関係が幅広くが友達大好きな夫が、友人とワイワイする時間と
家族で過ごす時間を混ぜ合わせてくる時間だと判明しました。笑
どういうことかというと、うちの夫は休日に
友人複数を家に招いて、ホームパーティーと称する家飲み会を開催したり、
子連れで友達家族数組と集まって大人数でワイワイ遊ぶのが大好き。
特に友人とのホームパーティー(通称:ホムパ)は、
我が家に招くのが年4〜5回、友人宅に子連れで出向くのが年3〜4回あり、
だいたいお昼から夕方まで食べ飲みしてるのですが、
自宅でホムパをする時は、午前中は買い出しや用意に時間を費やすので、
なんだかんだ一日バタバタ終わる感じになります。

子どもたちとパパの友人は何度も顔を合わせているので、
飲みながら遊んでもらったり、それなりに楽しんでいますが、
正直、HSP母にとっては結構グッタリな一日なります。
(そしてまた頻度が多いので。笑)

元来、交友関係が広く人とワイワイするのが好きなパパが、
子供が生まれてから家族との時間を保ちつつ、
友人とも楽しむというスタイルでたどり着いたのが、
この “ホムパ“ なんですよね。
MBTIから考える安らぎを感じる場面の違い
休日は、私と私の家族の時間でもあるのに、
なぜ見ず知らずの他人に気を遣うだけで一日終わるのか…。
子どもが二人もいるのに、なぜそこまでして友人との時間を作りたいのか…。
正直私にとって、かなり理解不能でした。
夫とは大学時代から7年付き合って結婚し、かれこれ、12年連れ添っている仲ですが、
だいぶタイプが違うことをよくよく実感します。笑
ちょっと話が飛びますが、”MBTI”はご存知でしょうか。
ユングの心理学に基づく、世界的にも用いられている性格診断ですが、
私はISFJ(擁護者)に該当します。
ISFJ(擁護者)の特徴
控えめで地味なやり方で世の中を動かす人たちです。
勤勉で献身的なので、自分の周りの人たちに対する強い責任感もあります。
誕生日や特別な日などを忘れることはなく、締め切りも守り、
愛する人たちに対してのサポートと配慮を行動で示すでしょう。
自分の努力や配慮を認めるよう相手に要求することは滅多にせず、人のために陰で色々と動くことを好む人たちです。
出典:https://www.16personalities.com/
そして夫はENFP(運動家)に該当します。
ENFP(運動家)の特徴
根っから自由奔放な人たちで、社交的でもあり心が広いという特質もあります。明るく楽観的な姿勢を持つので、
大勢の中で目立つ存在でしょう。普段から人気者の運動家ですが、楽しいことだけに興味があるわけではありません。
運動家は奥深い性格の持ち主で、周囲の人と有意義な精神的つながりを持つことを強く望むという特徴もあります。
出典:https://www.16personalities.com/
赤字アンダーラインの部分、
夫の、『家庭を持っても友人とのつながりを強く望む部分』が重なります。
とにかく私と夫は正反対の性格。笑
I(内向的なタイプ)とE(外向的なタイプ)は全タイプが相性が悪いわけではなく、
補完性もあるのでチームワークを発揮したり、親友になることもあるのだそうです。
私の趣味の韓国エンタメから知った”MBTI”の性格診断ですが、
この結果をみて理解できなかった夫のスタイルが客観的に捉えらることができました。
どっちが正解、良いか悪いかではなく、
夫と私で追い求める過ごし方、リラックスできる場面が違うんだということを
受け入れられるようになったのです。まあ本当、少しずつ。笑
私は、ひとり、カフェで読書をしたり、家にこもって漫画・ドラマ三昧が至福の時間ですが、
夫は、友達とフェス参戦、カラオケ、大人数の飲み会が大好き。
結婚式は32歳にして通算30回以上出席です。

とんだご祝儀貧乏ですねwww
私が夫に「子どもが生まれたんだから、友達と集まるのやめてよ。」というのは、
夫が私に「子どもが生まれたんだから、ひとりで漫画・ドラマに浸るのやめてよ。」というのと同じ。
その人がどんなことに”歓びを感じる”かを、他者がコントロールすることはできないし、
ある種の生き甲斐なので、コントロールしてはいけない”聖域”なんじゃないかとさえ思います。
自分のMBTIの属性がどれに当てはまるか気になる方は以下サイトで簡単に診断できます。
※外部サイトに飛びます
HSPが疲弊せずに休日を過ごす方法
お互いのスタイルの違いに気づいたところで、
出た結論が、
『休日に家族全員で同じことをしなくてもいい。』
ということでした。
具体的に、さっそく実践したのが、
パパと息子、パパの後輩とその彼女という4人で潮干狩りに行ったこと。

私と娘は家でお留守番。
二組に分かれて行動を別に過ごしました。
多分今までだったら、無理に合わせて家族全員で夫の後輩と潮干狩りに行っていたかと思います。

実際行ってみると、
息子は大人3人に構ってもらえてすごく楽しかったようで、
大胆な経験もできて、とても充実した大感謝の一日になりました。
娘はちょうど体調下り坂で、次の日に発熱したので、こちらもちょうどよく。
そんなこんなで、家族全員が同じ動きをするのではなく、これからは子どもたちのやりたいこと意見も
取り入れながら、その時の最適なやり方で楽しく思い出を作っていきたいと思っている我が家です。
まずは夫婦間の話し合いが大事

休日に疲弊せずに過ごす対策として「家族全員で同じことをしなくていい」ということをご紹介しましたが、この結論にすんなり至ったわけではありませんでした。
HSPという性質を理解してもらう
やみくもに「私は休日ゆっくりしたい!」と夫に伝えても、
「俺はアクティブに遊びたいんだ!」となり話し合いは平行線です。
まずは「休日ゆっくりしたい」の背景として、
自分がHSPであること、
そしてHSPの特性上、共感性が強く、物事にびんかんなのでゆっくりと休息をとることが重要であるということを理解してもらいました。

感覚で話すのではなく、
しっかりと背景を伝えることでパートナーさんも理解してくれるのではないでしょうか。
休日の過ごし方を話し合う
パートナーに「HSPとは」を理解してもらったうえで、
家族としてどのような休日の過ごし方がベストなのかということを話すのが重要です。
HSPの性質を理解してもらえれば、
「じゃああえて休日家族全員で過ごす必要はないね」
とか
「午前中はパパのほうで子どもをみてるから、ママはカフェでお茶でもしてきなよ」
といった会話に発展するものだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はHSPな私が休日疲弊する理由と対策について紹介しました。
- HSPとは?
ひといちばい敏感な気質を持った人のことを指します。 - HSPの理想の休日とは?
子どもと過ごせる時間は限りあるもの。
家族で一緒にワイワイ過ごすのも大事ですが、それは体と心の負荷をかけすぎないことが大前提。
そのため予定を詰めすぎずまったり過ごすのが理想。
時には適度に「ひとり時間」を確保することも大事。 - HSPが理想の休日を過ごせない原因は?
夫婦間の考え方のギャップが主な原因。
ここのギャップを理解しないままでいるとHSPはとても生きづらくなり、
家庭環境は負の連鎖となっていきます。 - HSPが理想の休日を過ごすためには?
まずは夫婦間でのすり合わせが大事。
パートナーにHSPとは何かを理解してもらいましょう。
そのうえでHSPに配慮した各家庭に適した休日の過ごし方を話し合いましょう。
うちの場合は無理に家族全員一緒に過ごさなくてもいい、ということでした。

「こんな家族もいるよ~」と、どなたかの気がラクになったら嬉しいです。
HSPはひといちばい敏感な分、人の気持ちを人一倍理解できるとても素敵な気質です。
自分だけでなく周りの方にもその性質を理解してもらい、素敵な家庭を築いていけるといいですね。
長い文章をここまで読んでくださり、ありがとうございました!

ちなみにですが、今回はHSPの私に焦点を当ててつらつら書きましたが、
息子シュボもHSCでして、そちらについてもいろいろと綴っておりますので、
もしご興味あればご覧ください!
HSCの3歳息子の特徴はこちら。
そもそもHSCってなに?という方はこちらをご覧ください!