HSCとは?HSC2歳の特徴と接し方|HSCのママが綴るリアル

感情の起伏が激しい息子のHSCエピソードHSC(ひといちばい敏感な子)

お子さんが2歳になり、環境の変化に敏感になったり、すぐに癇癪を起こしたりという経験はございますか?

そんなお子さんはもしかしたらHSC(ひといちばい敏感な子)の可能性があります。

うちの息子シュボも正に2歳になったあたりから特徴が顕著に現れてきました。

今回はそんなHSCの特徴と接し方を2歳の頃の息子の例を参考にご紹介したいと思います。

そもそもHSCってなに?

HSCとはHighly Sensitive Childの略語で、
アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン氏が提唱したものです。

いわゆる「ひといちばい敏感な子」ということを指します。

アーロン氏はHSCには以下の4つの特徴があると言っております。

  • Depth of Processing(情報を深く処理する)
  • easily Overstimulated(刺激を過度に受けやすい)
  • Emotional responsiveness(共感力が高い)
  • empathy and sensitive to Subtle stimuli(わずかな刺激に対する共感と繊細さをもつ)

これらに当てはまるとHSCの可能性が高いと言われてます。

うちの子もちょっとした環境の変化だけでも敏感に反応し、
時には激しい癇癪を起こしておりました。

最初は「なんでこんなことで・・・」とイライラもしましたが、
HSCの特徴を知るにつれ、子どもの行動も理解できるようになりました。

HSCな子たちはいつも五感をフル回転しているため、
刺激や情報が強かったり多かったりすると
「もう限界!!!」
となりやすいのです。

コル丘
コル丘

こうしたHSCの特徴を知ることで皆さんのお子さんに対する見方も少しずつ変わるといいなと思ってます!

HSCの詳しい特徴について以下の記事で綴っております。
ご興味ある方は是非ご覧ください。

【HSCってなに?】HSCなうちの子の特徴

2歳息子のHSCエピソード

日常のちょっとしたことで強い反応を示したり、
盛大な癇癪を起したりすることが多々あるのですが、
その中でも顕著にそれらが表れたエピソードとしては、

  • 進級時に不安定になる
  • キツく叱られると立ち直れない
  • 親の顔色を窺い、感情が伝染する

こんな感じです。

ほんの一部の代表例なんですが😅

ひとつずつ詳しいエピソードをご紹介します!

ケース1:進級時に不安定になる

泣く息子

保育園の0歳児→1歳児の進級時はお気に入りの担任の先生が変わらず、
教室が変わったのみだったので、荒れることはなかったです。

しかし問題が発生したのは、1歳児→2歳児の進級時でした。

お気に入りの先生以外にも大幅にメンバーチェンジが発生し、
それだけでなく教室も食事の場所やルーティンも変わって、
かなり大変でした。😭

もう本当に朝の保育園に行きたくないアピールがすごくて、
送る際に自転車に乗せるのも大変だし、

保育園ついてから玄関に行くまでの道のりも大暴れで道に横たわったりするし、
玄関で全然靴脱がないしで最悪でした。

送る際はなんとなく想像はつくし、
最悪無理やりにでも保育園に預けてしまえばあとはお任せとなるのですが、
さらに問題なのはお迎えのタイミング。(これは本当に予想外)

なぜかお迎えに行った際もママを見て癇癪を起こし、
ズボンを脱いで教室の外へ逃走し、大泣きしながら大暴れするという事態が何度もありました。

コル丘
コル丘

冗談抜きでこのレベルのことを毎週普通に繰り返してました。

ここで強引に自転車に乗せたとしても道中が危ないし、
家着いてからも暴れるといった感じなので落ち着かせるのに本当に苦労しました。

お気に入りのブランケットを持参したり、お菓子で釣ったりしてなんとか落ち着かせる日々…
本当に地獄でした。

3か月くらいしてやっと環境にも慣れ保育園内での癇癪も落ち着いてきたのですが、
また4月に進級を控えているのでもう今から憂鬱です。。。

ケース2:キツく叱られると立ち直れない

日常の中で子供を𠮟るといった光景はよくあることだと思うのですが、
シュボの場合はその都度落ち込んだ表情を浮かべながら顔を床に伏せて動かないという状態が続きます。

また、癇癪を起すこともしばしば。強く落ち込みます。

コル丘
コル丘

みんな子供はそういうもんなんだ!と思ってたのですが、
下の子マユ(現在1歳7か月)は全然そういうそぶりはなく、
むしろ怒られてもケロッとしてます。

それはそれでどうかしてるとは思いますがw

そう言った背景からやっぱりシュボはHSC気質なんだろうな~と思ってます。

なのでシュボに対してはキツく叱るのも時には必要なことですが、
危険なこと&迷惑行為以外は
なるべくシュボの感情を否定せず、
一旦受け入れてから諭すスタイルでやってます。

HSC関連の本、 HSCママから得た情報や
てぃ先生の本、
モンテッソーリ的なやり方を参考にしてます。

感情の反応が強いことでお悩みのママパパは、
強く叱りたい気持ちをぐっと抑えて
穏やかに諭してみてください!

お子さんの心が安定して、
癇癪など起こさずにすむかもしれません。

ケース3:親の顔色を窺い、感情が伝染する

完全に親の顔色を伺ってるし、
イライラオーラを察知するのに長けています。

この前盛大に夫婦喧嘩をしてしまったのですが、
そのちょっと前まではキャッキャと遊んでいたシュボが空気を読んでうつむき加減で遊んでました。

また、少し時間がたつと、心配そうな顔で

「ママ、大丈夫?」

と声をかけてくれました。

2歳児でもこういう雰囲気って感じ取れるんだ!

と感動するとともに、
HSCに関わらず、子どもの前で負の感情をさらけ出すって、絶対良くないなと反省しました。
うん、本当ごめんね。😞

HSCとの接し方で心掛けていること

日々試行錯誤をしながら子供に接しているのですが、
本やHSCママのアドバイスで得た情報から、
次のことを心掛けて普段接しております。

HSCのことを知ることから始める

「うちの子もしかしたHSCかもしれない…」となった際は
まず保護者の方がHSCについてしっかりと理解することが大事です。

特徴を理解するだけで少しずつ子供への見方や接し方が変わってくると思います。

実際私も最初はHSCのことをよくわからず、
毎日接し方に苦労しておりましたが、
本を読んで理解することで
HSCの特性をとてもポジティブにとらえることができ、
毎日成長を感じながら前向きに接することができております。

ネットで情報を集めるでもよいですし、
最近はHSCに関する認知度も高まってきましたので、
いろんな本も出版されております。

ちなみに私が最初に買った本は
「HSCの子育てハッピーアドバイス」
でした。

適度にイラストがあしらわれており、
解説も例を踏まえておりとても分かりやすい本でした。
数時間あれば読み切れます。

コル丘
コル丘

最初に何を参考にすればわからない…という方はまず読んでみてください!

おすすめです!

自己肯定感を育む

本やHSCママのアドバイスで得た情報から、
大事なのは、「自己肯定感を育むこと!」と念頭に置いてます。
とにかく安心感を提供することを心掛けています。

自己肯定感が大事です
自己肯定感が大事です

愛情をモリモリに伝えることで、
自分が価値のある存在だと、
自信を持って生きていってほしいです。

ハグ、抱っこ、声掛け、
シュボと二人きりで向き合う時間をつくる。

シュボのペースの遊び、お話に付き合う。
認めること(褒めるとはまた違う)などなど。

コル丘
コル丘

うわべだけの対応は見抜かれるので、
心からの思いを伝えてやってます!

もしかしたら愛情が足りてないかも?
という方は思う存分甘えさせてみてください!

HSCは感受性が豊かなので、
大人の愛情にひといちばい反応してくれるはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はHSCの息子シュボの2歳の頃の特徴と
普段心掛けている接し方についてご紹介しました。

うちの子HSCかもしれない…?
と思ってる方や、

HSCの子供とどう接していいかわからない…
と悩んでる方の少しでも参考になれば幸いです。

また、このブログではHSCを育てる私の実体験を元に
記事を書いております!

うちの子HSCかもしれない?
と思った方はチェックリストがあるのでぜひ参考にしてみてください。

HSCの息子シュボの3歳の様子はこちらでつづっております。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

\シュボマユブログ編集長/
私が書いてます!
コル丘

4歳HSCの息子シュボと2歳イヤイヤ期の娘マユを育てるワーママ33歳。
シュボが1歳過ぎの頃はHSCという単語すら知らず、成長が心配すぎてハゲ散らかしてました。
悩みまくったあの時期、検索魔だった私が欲しかった情報をブログにという形で残したいと思い立ち、執筆を始めました!
HSCや言葉の発達、1歳10ヶ月差兄妹育児について情報発信していきます!

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