癇癪の原因はHSC?甘えを受け止めて癇癪対策!成功の秘訣も

HSC 甘えを受け止めた結果起こった変化とは?HSC(ひといちばい敏感な子)

こんにちは!HSCの息子を育てるコル丘です。

うちの子HSCかも…

と気づいたのは息子シュボが1歳半の頃でした。

それまではそこまで気にならなかったのですが、
保育園進級のタイミングで環境が変わったせいか、
毎日癇癪を起して地獄のような日々が続きました。

そこで検索魔な私は当時ネットやインスタグラムで
癇癪の原因について調べまくり、
HSC(ひといちばい敏感な子)にたどり着きました。

そこからHSCの特性を理解し、
しっかりと対策を打つことで徐々に癇癪も収まってきました。

今回はそんなHSCの息子に対して行った癇癪対策についてご紹介します。

ママさん
ママさん
  • そもそもHSC(ひといちばい敏感な子)ってなに?
  • どうやったら癇癪を減らせるの?対策は?

といったことでお悩みの方は是非ご覧ください!

HSC(ひといちばい敏感な子)とは?

HSCとは「Highly Sensitive Child」の頭文字をとった略語です。
アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、
「ひといちばい敏感な子」という意味を持ちます。

コル丘
コル丘

アーロン氏曰く、世の中の5人に1人が実はHSCなのです。

なので特段珍しいことではないのです!

病気ではなく、生まれ持った性質。(←ここめちゃ大事)

生まれつき感受性が強く、敏感で繊細という特徴を持つ子ども。
発達障害とは異なり持って生まれた気質ですが、
敏感さゆえに親は育てにくさを感じることもあります。

大事なことなので2回言いますが、

病気ではなく、生まれ持った性質です!

なので自分の子がHSCと分かったとしても落ち込む必要はなく、
むしろ正しい接し方をすることで才能を最大限発揮することができる、
素晴らしい性質なのです。

ちなみに大人になるとHSP(Highley Sensitive Person)として定義されます。

HSP(繊細さん)については最近広く知れ渡るようになり、
メディアやSNSで見かけることもしばしば。

ちなみに私もHSPの気質があります。

なお、HSCについて詳しく特徴を紹介している記事があるので、
もっと詳しく知りたい方は是非ご覧ください。

癇癪対策「甘え」を受け止める

HSCな息子シュボが2歳半になったころ、
毎日癇癪を起こし親は完全に疲弊しておりました。

そんな中いろんな本を読み漁り辿り着いた対処法が

甘えを受け止めること

具体的には以下のNG行動3条件以外のことで
シュボが欲求することはできる範囲で対応してあげるという手法です。

NG行動3条件
  • 他人に迷惑をかけること
  • 自身に危険があること
  • 生活リズムが大きく崩れること

欲求の内容と対応例としては、

抱っこおんぶ系
→随時受付!即時対応!

もっと食べたい遊びたい系
→「あと少しだけね」と譲歩。

寝たくない、お風呂入りたくない系
→「じゃあ後でね」と少しだけ後ろ倒しに。
 

靴履かせて、着替えさせて
→「一緒にやろっか」と少し手伝う。

といった感じに親が強制的にねじ伏せる場面をなくして、
かーなーり寛容に対応しました。

要は、”甘え”を受け止めまくりました。

甘えを受け止めた結果、息子に起こった変化

ピシッと叱らなければならない条件以外は、
存分に甘えを受け止めた結果、、、、!!

イヤイヤ・癇癪が収束し、
TPOを気にして理性的に自発的にその場にふさわしい行動がとれるようになりました。

自分から挑戦したり、妹やお友達に譲ってあげたり、
我慢や妥協もできるようになりました。

強制してないのに、促していないのに、
3歳過ぎてから徐々に自然と。
びっくりです。

コル丘
コル丘

もちろんまだワガママも沢山言いますが、
着実に心の成長を遂げています。


甘えながらも、
自分のあるべき姿は分かっていたんですよね〜。

心が不安定だから、荒れて、試し行動に出るんだと思います。

その場面場面、親はとっても疲れるし大変ですが、
思いを代弁したり抱きしめたりしながら、
受け止めてもらえる安心感で落ち着いてきたのかな??

ありのままでいいんだね

対策のコツ 夫婦間のすり合わせの重要性

対策を実行するうえでのコツですが、
甘えを受け止める方針を夫婦でしっかり共有することがとても重要です。

うちも実際にあったのですが、
共有を十分にせずまま私が甘えを受け止める行動をとったところ

「それは甘やかしすぎではないか?」
と夫から指摘があったことがありました。

子どものためにやってるのにあんたは何もわかってないわね!(怒)
と一瞬怒りがこみ上げてきましたが、
一方でたしかに端から見たらそう映っても仕方ないなと思い、
その後背景を説明しつつ本も読んでもらうこと
で方針に共感してもらい、

コル丘
コル丘

今は一緒になって取り組んでいます!

夫婦で対応に差があるとお子さんも心配になってしまうはずなので、
ここのすり合わせはとても重要だと考えております!

ぜひ実践する際は夫婦間で会話してみましょう。
この観点以外でも新たな気付きがあるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

うちの息子は今のところ対策がうまくはまっているので、
この甘え受け止めスタイルを続けていこうと考えております。

引き続き親の労力はかかりますが、付き合える範囲で心に寄り添って行きたいと思います!

遠回りをするようですが、
「そのままのあなたでいいよ」
と、子どもに示すことが大事だと実感しました。

今後の育児においても大切にしたいスタンスです。

HSCのお子さんとの接し方で困っている方は是非
「甘えを受け止める」
を実践してみてください!

以上、甘えを受け止めてみた結果でした。

なお、このブログではHSCにまつわる記事をたくさんご紹介しております。

HSC2歳児について、実体験から感じた特徴や接し方のコツをつづっております。
興味がある方は是非ご覧ください。

HSC3歳の特徴もご紹介しております!

うちの子HSCかもしれない…と思っている方には
チェックリストをご用意しておりますので是非ご活用ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

\シュボマユブログ編集長/
私が書いてます!
コル丘

4歳HSCの息子シュボと2歳イヤイヤ期の娘マユを育てるワーママ33歳。
シュボが1歳過ぎの頃はHSCという単語すら知らず、成長が心配すぎてハゲ散らかしてました。
悩みまくったあの時期、検索魔だった私が欲しかった情報をブログにという形で残したいと思い立ち、執筆を始めました!
HSCや言葉の発達、1歳10ヶ月差兄妹育児について情報発信していきます!

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