こんにちは!
HSC(ひといちばい敏感な子)な息子シュボを育てているコル丘です。
気づけば息子も3歳6か月になりました。
長かったとも言えるし、
あっという間だったとも言えるし
何とも言えません笑
2歳の頃はHSCの特性のせいか癇癪がひどく、
とても悩まされていたのですが、今では様子もだいぶ変わってきました。
それも踏まえて今回は以下のことをつづっていこうと思います。
✔ この記事の内容
- HSC 3歳6か月の様子や特徴
- 普段気にかけているHSC接し方のコツ
![コル丘](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/02/y1401-1.png)
実体験に基づいてリアルに綴っていきます!
なお、2歳の様子は以下でつづっておりますので
興味がある方はご覧ください!
HSC 3歳の特徴
①大人の感情を察する
![嬉しそうにこちらを見る息子](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/06/image-12.webp)
HSCの特性なのか、
周りの人の感情の起伏を読み取ることに敏感なようです。
とにかくおしゃべりします。
つい半年前まで言葉が遅いと
悩んでいたのがウソかのような
レベルでよくしゃべります。
先日たまたま少し夫と口論になることがあったのですが、
その際にシュボがトコトコと歩いてきて、
「ママ大丈夫?」
とか
「パパ怒ってるの?」
など声をかけてきました。
これ言われたらケンカを辞めざるを得ないですねw
その他にもため息をついた際に、
「ママ疲れてるの?腰痛い?」
といった声かけもしてくれます。
![コル丘](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/02/y1401-1.png)
一瞬大人と話してるかのような感覚になります
成長に驚かされる日々です。
②用心深い
よくお散歩中に道に飛び出しそうになるので、
「車が来たら危ないよ」
「車とぶつかったら痛いんだよ」
と声かけしておりました。
それが刷り込まれたのか
最近は道を歩いてる歳に車の音が聞こえると
未知の端っこギリギリまで寄って
「車危ないよね?ここは大丈夫?」
と言ってます。
余談ですが、
3歳6か月の子が一般的にどのくらいの速さで
走るのか分かりませんが、
シュボは私が思っている以上に速いです。
![](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/03/image-27.webp)
お散歩中にちょっと駆け出したときとか
予想以上に早く、止めるのが少しおくれ
危うく道から飛び出そうになったこととかあります。
そんな時もしっかりと止まって
親を待つようになりました。
また、新しいおもちゃを買った際も
子どもなら一目散に飛びついて箱を開けると思うのですが、
未知のモノに敏感なので
ひとりで勝手に箱を開けるということもありません。
そんな時は親が箱を開けるのですが、
その時は3歳児らしい満面の笑みで
おもちゃで遊び始めます。
シンプルにかわいいです(親バカ)
③感情のコントロールが少しできる
半年前は頻発する癇癪に
毎日悩まされてました。
特に保育園登園時と入浴時はかなりの確率で癇癪を起こし
大暴れしておりました。
それが今となってはコントロールができるようになったのか、
シュボの思い通りに行かないことがあっても、
何度か説得をすると
「しゅうちゃんわかった!お風呂入る!」
といった感じで心の整理をして
前向きな行動をとれるようになりました。
この言葉だけで
「あの癇癪を乗り越えられてよかった…!成長したな…!」
と涙が出てきそうになります笑
![](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/03/image-28-1024x1024.webp)
癇癪を起こしていたのは
HSC由来の感情の反応が強い側面が色濃かったかもしれませんが、
一方で感情をコントロールできるようになったのも
周りの人たちの感情を敏感に感じとることができる
HSCの特徴が故の行動なのかもしれません。
④かなりきれい好き
一般的な子がどれくらいきれい好きなのかよくわかってないのですが、
うちのシュボはHSCの特性なのか
特にその傾向が強いと思います。
その一例としてトイトレ完了が比較的早かったです。
まだ寝ながらのおしっこはしてしまいますが、
普段トイレはノーミスでできております。
特にう〇ちをオムツにする感覚が嫌だったのか、
2歳9か月のころからうん〇は必ずトイレでしてますね。
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「オムツが気持ち悪い」という感覚もHSC特有のひといちばい几帳面な部分が出てるのかもしれません。
![](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/03/image-29.webp)
あとは食事中に手が汚れるとすぐに
「拭いて~」
と言ってきます。
だったらもっときれいに食べろよ!w
とは思うのですが、
そこはまだ成長中のようです。
HSCとの普段の接し方で心掛けていること
2歳のころ癇癪のひどかった息子ですが、
上記のようにだんだんと感情のコントロールができるようになってきました。
![コル丘](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/02/y1401-1.png)
その要因のひとつとして
親の接し方が影響してるのではと思ってます
そんな私が普段心掛けているHSCとの接し方をご紹介します。
HSCのことを知ることから始める
「うちの子もしかしたHSCかもしれない…」となった際は
まず保護者の方がHSCについてしっかりと理解することが大事です。
特徴を理解するだけで少しずつ子供への見方や接し方が変わってくると思います。
実際私も息子が2歳のころはHSCのことをよくわからず、
毎日接し方に苦労しておりましたが、
本を読んで理解することで
HSCの特性をとてもポジティブにとらえることができ、
毎日成長を感じながら前向きに接することができております。
ネットで情報を集めるでもよいですし、
最近はHSCに関する認知度も高まってきましたので、
いろんな本も出版されております。
ちなみに私が最初に買った本は
「HSCの子育てハッピーアドバイス」
でした。
適度にイラストがあしらわれており、
解説も例を踏まえておりとても分かりやすい本でした。
数時間あれば読み切れます。
![コル丘](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/02/y1401-1.png)
迷ったときは立ち返り参考にしてます!
本当に何度も救われてます笑
自己肯定感を育む
![自慢気な表情の息子](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/09/image-16.webp)
HSCは敏感な気質から、
他の子では感じ取れない親の些細な悩みや心配な気持ちを感じ取ります。
そこから
「自分のせいで親が心配している…」
と心を閉ざす原因になってしまいます。
そうならないためにも
普段から目いっぱい褒め手上げて、たくさん甘えを受け止めてあげて、
自己肯定感を育んでいきましょう。
周りの大人からは「甘やかしすぎでは…」と思われるかもしれませんが、
関係ありません!笑
私は「甘えを受け止めること」と「甘やかし」の境界線として、
- 大人の都合で手伝っていないか
- 不必要に買い与えていないか
- 悪いことをしたのにスルーしていないか?
ということをチェックしております。
ここさえクリアしていれば最大限甘えを受け止めて、
「自分は価値のある人間なんだ、自信を持っていいんだ」
ということを子どもに理解してもらい、
結果として自己肯定感が伸ばせればなと考えております。
適度に休息を取るよう意識する
前述の通りHSCは何事にも五感をフル回転して接しております。
そのため悪いことはもちろんのこと、楽しいことに接している時も
多くの情報を受け止めているのです。
それがきっかけで体の疲労だけでなく心も疲労してしまうので、
意識的に多めに休息を取るようにしましょう。
特にお出かけで人混みの多いところに行った時などは
ひといちばい多くの影響を受けてますので、
無理は禁物です!
まとめ:HSC 3歳について
今回はHSC3歳の様子や特徴、そして普段私が意識をしている接し方のコツについてご紹介いたしました。
✔HSC3歳の特徴
- 大人の感情を察する
- 用心深い
- 感情のコントロールが少しできる
- きれい好き
✔接し方のコツ
- HSCのことを知ることから始める
- 自己肯定感を育む
- 適度に休息をとるよう意識する
他にもHSCとは関係ないですが
夜なかなか寝ないとか
妹とよくケンカするとかいろいろありますが、
キリがないのでこのくらいにしておきます笑
![コル丘](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/02/y1401-1.png)
みなさんも自分のお子さんに合った接し方が見つかればいいなと思います。
また4歳になった節目で
状況をつづっていきたいと思います!
もし、そもそもHSCってなんだ?と思われた方は
以下の記事でまとめておりますのでぜひご覧ください!
2歳の頃の様子は以下をご覧ください!
これらの記事が少しでもHSCで悩んでる皆さんの役に立てばうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
参考文献
上にも記載しましたが、様々なHSCにまつわる本が出版される中、
いくつか読んでみたのですが
「HSCの子育てハッピーアドバイス」
がとても読みやすかったです。
適度にイラストがあしらわれており、
解説も例を踏まえておりとても分かりやすい本でした。
数時間あれば読み切れます。
![コル丘](https://shubomayu-ikuji-tips.com/blog/wp-content/uploads/2023/02/y1401-1.png)
迷った時は立ち返り参考にしています!
ちなみに後から知ったのですが、
著者の明橋先生は日本にHSCという概念を広めた第一人者とも言われております。
HSCのことをもっと知りたい!という方は是非参考にしてみてください。
<参考文献>
明橋大二 「HSCの子育てハッピーアドバイス」,1万年堂出版 ,2018/6/19
長岡真意子 「敏感っ子を育てるままの不安がなくなる本」,秀和システム,2019/6/2